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網走タイムズ

最優秀賞は片丸さん(中央小5年) 入賞の16人で表彰式 日専連版画コンクール

 【網走】協同組合日専連網走(小池雄幸理事長)の児童版画コンクール表彰式が市エコーセンターで行われ、最優秀の網走市長賞など16人を表彰した。

 このコンクールは、日専連の文化事業のひとつとして毎年開いており、今年で24回目になる。

 応募があったのは、昨年より8点多い1376点。市立美術館の古道谷朝生館長、同館友の会の大廣法昭さんと川原田悠子さんの3人で審査し、最優秀賞の網走市長賞には中央小5年、片丸優亜さんの「夕暮れの湖」、理事長賞には同5年、木曽りおさんの「海と夕日」、日専連網走青年会長賞には網走小5年、吉田亜瑠大(あると)さんの「しあわせのおべんとう)が選ばれた。

 このうち、網走市長賞に選ばれた片丸さんの「夕暮れの湖」について、古道谷館長は「緑に囲まれた湖が暮れ行く様子を、絵画的に表現していた」と評価した。

 表彰式で小池理事長は「版画を作っている時は、面白かったと思う。一生懸命やることは、人間形成にもつながるので、ぜひいろんなことに打ち込んでほしい」と、入賞者を祝福した。

 来賓の水谷市長も「絵画は1枚しかないが、版画は、同じ作品を何枚も刷ることができます。入賞した作品は何枚も刷って、思い出として残してほしい」と述べた。

 続いて、中村龍児青年会長が審査過程と総評を報告。特別賞や金銀、銅賞に輝いた児童16人の名前が次々と呼ばれ、水谷市長や小池理事長から賞状と記念品を受け取ると、みな笑顔で「ありがとうございます」と礼を述べていた。

 最優秀賞に選ばれた片丸さんは毎年、同コンクールに応募していたが、入賞は今回が初めて。「図工の授業で作った作品。ネットで画像とかを調べて、たくさんの色が使えるから多色刷りにした。初めての入賞が一番上の賞でうれしい」と話していた。

最優秀賞に選ばれた片丸さんと作品「夕暮れの湖」

 同コンクールに応募のあった全作品は、来年1月18日から20日まで市エコーセンターに展示。同2月には、入賞作品の複写をアプト4各店に展示する。また、上位入賞作品は、日専連全国児童版画コンクールに出品する。

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