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函館新聞

遺愛女子高1年生がSDGs宣言書 「まちの美化に取り組む」【函館】

SDGs宣言書を策定した遺愛女子高校の1年生たち

 遺愛女子高校(福島基輝校長)の1年生206人が、持続可能な社会の実現に向け策定した「遺愛女子高校SDGs(持続可能な開発目標)宣言」が17日、福島校長へと手渡された。同校では今後、宣言書に盛り込まれた「誇れる魅力のあるまち」や「きれいで過ごしやすいまちづくり」に向け、具体的な取り組みを進めていく。

 同校は北洋銀行(安田光春頭取)、損保ジャパン(白川儀一社長)と連携し、6月から「みんなで創ろう!ほくようSDGs教育支援プロジェクト」を開始。生徒らはこれまでにSDGsに関するセミナーや、地元企業6社による講演を通じて、企業によるフードロスの削減努力などについて学習してきた。宣言書の内容は生徒らが学習で得た成果を生かし、自分たちで考え決定。出された案を同行が宣言書としてまとめた。

 宣言書は「私たちが誇れる魅力ある街のために」「街も、海も、心もキレイな街のために」「鉄壁で安全に住める街のために」「人とつながり、温もりある街のために」の4つの目標を大きな柱とした。具体的な取り組みとして、函館市の魅力をマップやポスターで発信することや、廃棄物削減に向け、リサイクル資源や廃棄されるモノの有効活用を検討することなどを盛り込んだ。

 特進コースの長内亜花音さん(16)は「SDGsに関する授業を通じて、これまで知らなかった多くのことを学ぶことができた。策定した宣言書のもと、まちの美化などできることに取り組んでいきたい」と意気込む。福島校長は「宣言書に盛り込まれたことを実践していくことが今後求められる。1年生が自ら行動し、周りにもよい影響を与えてほしい」と話していた。

 同行は昨年5月から、法人を対象に損保ジャパンなどと連携して、SDGsの取り組み診断や宣言の策定を支援する「SGDs宣言サポート」を展開している。今回のような高校向けのSDGs宣言の策定支援は、今回が初めてという。

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