【新ひだか】静内浦和の町民保養施設「静内温泉」で24日、入館者１００万人達成記念セレモニーが行われた。静内温泉は２０１３年（平成25年）10月１日に新施設に改築してリニューアルオープン。11月５日午後４時15分に同施設を訪れた町内東別の田中里枝さん（71）が幸運の１００万人目を引き当てた。

　町民ギャラリーで贈呈式が行われ、大野克之町長から花束贈呈の後、くす玉が割られると、「入館者１００万人達成」の垂れ幕で大勢の入館者が田中さんを祝福した。

　町から指定管理を受ける運営会社環境整備公社の河原秀幸社長から３００回分（15万円相当）の入浴券、松岡伸記支配人から施設内使用の商品券５万円分が贈呈された。

　大野町長は「仕事で冷えた体を温めてください。入館者１００万人目を引き当てた幸運な田中さんを祝福したい」、河原社長は「リニューアルして10年目となり、地元に愛される温泉として多くの人に利用していただいている。今後もより良い空間づくりに努め、ゆっくり休んで温まる温泉としてみなさんに利用してほしい」とお祝いと感謝を述べた。

　田中さんは「いつも夫婦で利用しているが、この日は１人で訪れ『おめでとうございます。１００万人目です』と言われてびっくり。花き農家をしており、夕方に毎日のように利用している。温泉好きなので、一日の疲れがとれて、温まり癒されます」と笑顔で話した。

　同温泉の営業時間は午前10時から午後10時まで。休館日は毎週月曜日（祝日の場合は火曜）。

くす玉を割り祝福を受けた１００万人目の田中さん（中央右）と大野町長（右）、左から松岡支配人と河原社長