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十勝毎日新聞

四つ葉apart釧路町進出 町の人気古民家カフェ【芽室】

 芽室町にある60代女性をターゲットにした古民家カフェ「Cafe+deli 四つ葉apart」(東4ノ1)の釧路町進出が決まった。2店舗目は「イオン釧路店」(釧路町桂木1ノ1ノ7)の老舗飲食店跡に、12月10日オープンする。四つ葉apartは、数量限定の定食メニューを中心に人気を呼び、今年で5周年を迎えた。イオン側の声掛けもあり、さらなる経営の安定化を目指して事業拡大に踏み切る。

釧路町に2店舗目を出店する四つ葉apart(中尾さん提供)

 同店は代表の中尾智子さん(51)が、自身の病気を機に、自分の人生を後悔したくないという思いから2017年7月にオープン。町内で活躍する主に60代の“お母さん”に「愛情たっぷりのご飯を楽しんでもらいたい」(中尾さん)と、家庭的なメニューを提供している。

 当初、カフェとは別業態で道内イオンでの新事業展開を模索していたが、イオン側から釧路店2階の老舗洋食店「ポン・ヌフ」(20年8月閉店)跡への出店を打診された。

 条件は別業態でなく、婦人服売り場などが並ぶ2階フロアに合う、四つ葉apartのコンセプトをそのまま生かした飲食店。中尾さんは「今でさえ、仕込みを含めると朝から晩まで仕事している状態」で、迷いもあったという。

中尾智子さん

 ただ「コロナ禍の新たなチャレンジで周囲の人を元気付けたい」という思いもあり、出店を決めた。

 新店舗は「四つ葉apart マンマキッチン」。釧路町への出店に伴い、「manma village(マンマヴィレッジ)合同会社」を立ち上げ、引き続き中尾さんが代表に就いた。店内の装飾は「森でひとやすみ」がコンセプト。小さな子どもを連れて家族でくつろげるよう、小上がり席も充実。席数は芽室町の店舗の2倍近い約50席を設ける。

 四つ葉apartらしい、彩り豊かな野菜を使った定食や、十勝産食材を使った手ごねハンバーグ、ケーキやパフェなど幅広いメニューを提供する。1年ほどは新店舗の社員やパート・アルバイトに加え、中尾さんら役員が釧路町と芽室町を行き来して切り盛りする。芽室町の店舗も出店と同時に人気メニューを残しつつリニューアルする。

 新店舗ではオープンの12月10日~同12日の3日間、来店客先着50人に公式LINEの友達登録、インスタグラムフォローで「焼きチーズタルト」を1個プレゼントする。午前9時~午後9時の予定で、無休。

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