小村さんと一緒に星空を観察する５、６年生

　大滝徳舜瞥学校（羽根秀哉校長）の５、６年生３人による「星空観察」が９日、伊達市大滝区北湯沢温泉町の緑の風リゾートきたゆざわの天文台「満天星（どうだん）」で行われた。同リゾート天文台のスタッフ小村奈緒美さんを講師に夜空の星を観察した。

　１泊２日の５、６年生宿泊学習の一環で行われた。星空観察は初めて。同リゾートが地域貢献のため、天文台「満天星」の使用を提供し、実現した。

　当日は、双眼鏡と望遠鏡を使い、木星や土星、カシオペア座、夏の大三角など星や星座を観察。初めて望遠鏡をのぞく子どもたちは「青い星と黄色い星がある」「土星の輪がちゃんと見える」と驚いていた。

　小村さんは「望遠鏡でのぞくと、肉眼では見えない星や色まで見ることができる。星は最初青白い色をしているが、時間が経過するにつれ、黄色、オレンジ、赤へと変化する」と解説していた。

　６年生の志斉瑠音さん（１２）は「星をじっくりと観察したのは初めて。肉眼で見る星と、望遠鏡で見る星は全然違って見えました。星の色も分かってとてもきれいでした」と喜んでいた。