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名寄新聞

おいしさ科学的に証明・切り餅の成分分析を依頼【名寄】

道の駅「もち米の里☆なよろ」で販売されている切り餅

 株式会社もち米の里ふうれん特産館(名寄市風連町西町334、堀江英一代表取締役)は、東京のdot science株式会社に依頼し「成分分析ブランディング」を利用して、切り餅のおいしさを科学的に証明。国内大手メーカー3社の切り餅と比較して柔らかく、甘味、うま味が強いことが数値によって明らかとなり、木戸口哲取締役業務部長は「こだわってきた製法や品種、使っているもち米に付加価値をつけようと思い、実際に証明された」と自信を見せる。

 もち米の里ふうれん特産館では、地元産もち米を使用し、切り餅など数多くの商品を販売しているが、成分分析によって、おいしさをダイレクトに伝えるための根拠になるのでは―と考え、dot scienceが提供している、食品の品質を科学的に数値で証明するサービス「成分分析ブランディング」を利用した。

 このサービスは、自社と他社の食品の品質を数値で比較することにより、品質の差を見える化、差別化を試みるもので、生産者が「相場よりも高く売ること」を応援するために生まれた。

 新米収穫後の9月末に切り餅の成分分析を依頼し、新米を使用した商品サンプルを送付。10月末に結果が届いた。

 分析結果によると、国内大手メーカー3社の切り餅と比較して柔らかく(破断硬度が低い)、甘味が強い(グルコース量が多い)、うま味が強い(グルタミン酸量が多い)ことが数値によって判明した。また、えぐみは弱くなっており(硝酸窒素量が少ない)、化学肥料を減らして有機肥料の割合を増やして、もち米を栽培しているため、硝酸窒素量は少なくなり、環境にも配慮された食品となっている。

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