鍋にぴったりリーキ食べて 収穫進む【音更】
音更町内の竹中農場(西中音更北14、竹中章代表)で、「リーキ」と呼ばれる西洋ネギの収穫が最盛期を迎えている。
同農場では、58ヘクタールのうち約2ヘクタールでリーキを栽培。15日に収穫が始まり、11月中旬ごろまでに約18万本を収穫する予定。今季の作柄は平年並みで、収穫作業は順調に進んでいる。
27日は午前中から作業が行われた。専用の掘り取り機を取り付けたトラクターに2人一組で乗り込み、1人がトラクターを運転して、車体の側面に取り付けてある掘り取り機を畝(うね)にあてて徐行。後部の荷台にはもう1人が乗り、ベルトコンベヤーで土中から次々と上がってくるリーキをコンテナに手早く積み込んでいった。
一定量のリーキを入れたコンテナは、フォークリフトで敷地内の選果場に運び込む。複数の作業員らが1本ずつ機械で葉の部分の長さを均等にカットするなど調整し、出荷に向けて準備を整える。
関東や関西のレストランを中心に出荷する他、道の駅おとふけ内の市場でも販売している。竹中代表は「寒い冬に鍋の具材にして食べてもらいたい。すき焼きやおでんにも相性が良い」と話している。
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