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函館新聞

楽しく性の多様さ知って 29、30日にLGBT啓発イベント【函館】

ポスターやレインボーフラッグを手にイベントへの来場を呼び掛ける学生たち

 函館市内・近郊のLGBTQ(性的少数者)当事者やその関係者でつくるレインボーはこだてプロジェクト(RHP、北見伸子代表)は29、30の両日午前10時から、性の多様性を啓発するイベント「虹をはいて歩こう」を函館蔦屋書店(石川町)で開く。入場無料。

 2019年から開催し今年で4回目。イベントの企画にはRHPのメンバーのほか、道教育大函館校の「地域プロジェクト」の授業の一環で、同校2年の山鼻涼さん(19)、山口彗司さん(20)、菅林澄花さん(20)、3年の齋藤幹晃さん(22)の4人が携わる。1年の大家わかなさん(18)、2年の及川穂乃花さん(20)もボランティアとして加わる。

 今回のイベントテーマは「表現する性」。29日午後1時からは、札幌でパレードを通じLGBTQを啓発する「さっぽろレインボープライド」副実行委員長を務める、満島てる子さんが「共に認め合う社会に向けて」と題し講演。30日午後1時からは、札幌でドラァグクイーンとして活動するてるまゑ・ノヱビアさんが、思い思いの化粧や衣装で女装するドラァグと「自分らしさ」に関し講演。講演はいずれも函館市と連携で企画した。

 イベントに向け学生たちは9月に開かれたさっぽろレインボープライドに参加し、ドラァグに挑戦。大家さんは「パレードは単純に楽しく、メークを通じてより自分を好きになった」、及川さんは「当事者の声を届けることがパレードの意義ではないかと実感した」と振り返る。学生の体験の様子は動画にまとめイベント内で上映するほか、冊子として配布する予定。

 このほかにもトークセッションや読み聞かせ、工作などさまざまな切り口で性の多様さに触れる催しを用意。学生たちは「若い人など幅広い層に来場してほしい。ぜひ楽しみながら性の多様さを知ってもらえたら」とPRしている。

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