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函館新聞

野外劇カレンダー2023年版完成【函館】

カレンダーをPRする今夏の公演でコロポックルのソラ役を務めた松浦愛優梨さん(左)と舞台監督の浦田さん

 NPO法人市民創作「函館野外劇」の会(中村由紀夫理事長)は、2023年版の函館野外劇カレンダーを制作した。今夏の公演から名場面の数々を切り取り、劇中の感動を1年にわたって伝える。

 今夏は雨天中止とした1回を除き、7月に五稜郭公園一の橋前広場で3回、8月に市芸術ホールでの屋内公演を2日間計3回の6公演を開催。約1300人が来場した。

 B2判7枚組(1ページ2カ月分)で、写真は「函館撮影」(市内昭和3、野村新吾代表)が担った。表紙には昨年12月に亡くなった作家の新井満さんの写真と直筆の「星のまちHakodate」の詩、屋外、屋内のフィナーレシーンを配置した。

 各ページには子どもたちが演じるコロポックルたちの活躍、土方歳三をはじめとする箱館戦争の名場面、ソーラン踊りやフラッグダンスなどの写真を1ページジに5~6枚を配置。土谷雅宏事務局長は「今年は市民の参加が多く、できるだけ(写っているように)入れたかった」と話す。

 屋外公演最終日の7月31日には大きな虹が架かり、その写真も使用した。舞台監督の浦田真希さんは「新井さんらへの思いが込められた虹だと感じた。カレンダーを通じて(応援してくれた人に)感謝を届けたい」と話している。

 1500部発行、1部1100円(税込み)。同会事務局、五稜郭タワーなどで取り扱い。20部以上の注文で、企業名などを無料で入れる(11月25日締め切り)。問い合わせは事務局(0138・56・8601)へ。

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