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釧路新聞

さあGWあふれる笑顔 「くしろ湿原ノロッコ号」運行開始

出発式でコンブを使用したテープカットを行う参列者

 今年で35年目の運行を迎えたJR北海道の人気観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」が27日、今年度の釧網線、釧路―塘路間の運行を開始した。釧路駅では出発式が行われ、乗客や関係者、愛好家ら大勢の人が集まった。乗客は、釧路湿原の景色を眺め、撮影を行うなどして列車の旅を楽しんだ。

 出発式では、周辺自治体の首長や観光関係者などが参列。同社の戸川達雄釧路支社長が「1989年から続く運行が今年で35年を迎えた。季節ごとで楽しめる夕陽ノロッコ号や川湯温泉号などを行うので、ぜひ繰り返し乗車してほしい」とあいさつ。来賓の蝦名大也釧路市長は「釧路湿原の豊かな自然を感じながら、秋までの運行を楽しんで」と話した。出発前には、参列者がテープの代わりに釧路町産のコンブを使ったテープカットを行った。

 天候に恵まれた運行初日、午前11時6分に警笛の合図で煙を上げながら力強く列車が走りだした。1番列車のノロッコ2号には、171人(定員247人)が乗車し、家族連れや外国人観光客らが、湿原の雄大な景色を眺めながら塘路までの道のりを楽しんだ。毎年列車に乗っている市内在住の石川ななみちゃん(6)は「動物を見つけたり、ノロッコ号のプリンを食べることが楽しみで乗っている。今年も列車に乗れてうれしい」と笑顔で話した。

 今年度は10月6日まで1日1~2往復で運行。今月は30日まで、5月は1~6日、25~31日に1往復する。6月8日と7月6日、10月5日は川湯温泉まで延長運転するほか、9月21~30日は「夕陽ノロッコ号」を1往復運行する。

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