北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

やきとり弁当で特殊詐欺防げ ハセガワストア「♯9110」PR【函館】

警察相談ダイヤル「♯9110」の広報用シールが貼られたやきとり弁当

 道南でも相次ぐ特殊詐欺のさらなる被害防止を図ろうと、函館中央署と函館中央防犯協会は18日、コンビニエンスストア「ハセガワストア」(本社・函館市、佐藤謙司社長)の主力商品「やきとり弁当」に警察相談ダイヤル「♯9110」を周知するシールを貼って販売する取り組みを始めた。函館、北斗、七飯の3市町の6店舗で取り扱い、計1000食限定。

 同社が2020年に同署と函館西署の3者で締結した「地域の安全・安心に関する連携協定書」に基づく初の試み。シールには同署管内で今年、高額の被害が発生した架空料金請求詐欺とオレオレ詐欺への注意喚起と、「詐欺電話が来たら♯9110へ相談を」のメッセージが書かれている。目に入りやすい弁当のパッケージ上部に貼られている。

 一日平均で1000人ほどが利用する中道店(函館市中道1)では午前11時から販売が開始。弁当を購入した昭和1の会社員、佐藤晴美さん(49)は「『♯9110』の存在は知らなかったが、子どもには知らない番号からの電話や変なショートメールは開かないように注意している」と話していた。

 やきとり弁当は1978年に発売し、現在は年間100万食を売り上げるロングセラー商品。同社商品部の住谷真樹彦課長は「やきとり弁当は40年以上、市民や観光客に親しまれているので、効果的な取り組み」とし、同署生活安全課の岡本裕樹係長は「今後も地元企業と連携して詐欺被害防止を図る組みを続けたい」とする。

 シール付き弁当はなくなり次第販売を終了する。

 販売店舗は次の通り。 ▽函館市=中道店、昭和店、湯の川店、西桔梗店▽北斗市=上磯店▽七飯町=藤城店 

関連記事

十勝毎日新聞

清流日本一 美化続け32年 「歴舟川守る会」解散【大樹】

 大樹町の町民有志で構成する「歴舟川の清流を守る会」(奥田眞行会長)の解散総会が25日、町経済センターで開かれ、「清流日本一」を町内外に発信した32年間の活動にピリオドを打った。奥田会長は「高齢化...

十勝毎日新聞

満開のツツジ楽しむ 義経鍋や催しも【本別】

 「第66回本別山渓つつじ祭り」(実行委、町観光協会主催)が28日午前10時から、義経の里本別公園で開かれた。好天のもと、町内外から多くの人が訪れ、満開のツツジを愛(め)でながら食やステージイベ...

十勝毎日新聞

道の駅でハマナス味のソフト登場 ジャムをトッピング【浦幌】

 道の駅うらほろ(浦幌町北町16ノ3)に、町で栽培したハマナスのジャムを使った「ハマナスソースのソフトクリーム」が登場した。   ハマナスを使った化粧品「rosa rugosa(ロサ・ルゴサ)...

函館新聞

函館の面影、貴重な写真で 熊谷孝太郎と間世潜の特別展 道立美術館で開幕【..

 道立函館美術館(辻俊行館長)の今年度最初の特別展「熊谷孝太郎 間世潜 時の彼方へ 函館から」が27日、同館で始まった。道南にゆかりがあり、大正から昭和にかけて活躍した2人の写真家が伝える約21...

函館新聞

歴史ある空間で特別な時間 五島軒のカフェがオープン【函館】

 函館の老舗レストラン・五島軒(若山豪社長)は27日、末広町の本店1階で新業態となるカフェ「ブリューネ&エリザベス」の営業を始めた。  カフェは宴会の待合室として利用していたロビーを活用。店...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス