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釧路新聞

釧新郷土芸術賞50周年ステージ開幕【釧路】

 釧新郷土芸術賞の50周年を記念するステージ「郷土芸術・半世紀の軌跡」が24日、釧路市生涯学習センターで始まった。初日は邦楽・邦舞・能楽の第1部、洋舞・演劇の第2部が行われ、歴代の受賞者たちが来場者を魅了した。

 公益財団法人釧新教育芸術振興基金(星匠理事長)主催。同芸術賞は釧路、根室管内の芸能振興と文化の向上に貢献している個人や団体をたたえるもので、1972年に第1回の贈呈式を行った。2021年6、7月には絵画や書道など展示部門の50周年記念受賞者作品展を開いた。今回はステージ部門の発表の場で、当初3月を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期され、半年越しの開催となった。

 25日までの2日間開かれるステージは4部構成で、受賞者29人6団体が出演し、多彩な28演目を繰り広げる。このうち第1部の最後を飾った日本舞踊の花柳寿芳貴さん(2009年受賞者)は、祖母で師匠の故花柳寿登芳さん(1984年同)が振り付けた長唄「新曲浦島」を弟子たちと踊った。第2部の先陣を切った釧路子どもミュージカルキッズロケット(2017年同)は「オリバーのマーチ」や、「オペラ座の怪人」の「ThinkofMe」などミュージカルや映画の名曲を、登場人物になりきって歌い上げた。

 「新曲浦島」を鑑賞した釧路市在住の佐藤早織さん(31)は「若い方も加わり、エネルギッシュで丁寧な舞だった。みんながすごく練習し、お師匠さんを受け継いでいることが伝わってきた」と話していた。25日はピアノや声楽などの音楽による第3、第4部を開く。整理券は市生涯学習センターとコーチャンフォー釧路文化ホールで配布している。

故寿登芳さんの思いを受け継いだ弟子たちによる新曲浦島

元気いっぱいに歌い踊るキッズロケットの子供たち

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