自身も作製に参加した「くしろ北大通マップ」を紹介する手塚さん

　釧路市を拠点に、イベント企画やデジタル人材育成などを手掛ける合同会社ＨｏｋｋａｉｄｏＤｅｓｉｇｎＣｏｄｅ（ＨＤＣ、四宮琴絵代表）は２３日、「コミュニティーリーダーズサミットｉｎ道東２０２２」を、釧路フィッシャーマンズワーフＭＯＯ２階の「港まちベース９４６ＢＡＮＹＡ（くしろばんや）」で開き、各地で活躍するリーダーたちが交流した。

　９４６ＢＡＮＹＡは、ＨＤＣが空き店舗を「共創が生まれる交流の場」として再整備したもので、来年３月のオープンを予定している。今回のサミットはそのプレオープンイベントで、さまざまな分野で活動する人が集い、つながる「コミュニティー」に関わる約１３０人が対面やオンラインで参加。道東の魅力や可能性を語るなど、互いに見聞を広めた。

　釧路公立大学を４年生で休学し、デザイナーとして活動している手塚亜佑さんは、マップの発行などを通じて北大通の活性化を目指す学生団体「くしラボ」の活動を紹介。「奉仕精神だけではなく、学生がやりたいことや個性を生かしながら楽しく活動することが、持続可能なまちづくりにつながる」と述べた。