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苫小牧民報

苫小牧で森づくりに挑戦 NPO法人森のこころね  24日に自由に遊べるイベント

自然の中での子育て支援に取り組むNPO法人「森のこころね」(厚真町、松山道子代表理事)が苫小牧市高丘の私有地を購入し、独自の森の遊び場づくりを進めている。活動資金を集めるため、インターネットで出資を募るクラウドファンディングも計画中。24日には子どもたちが自由に遊べるイベントを予定しており、会員外の参加も歓迎している。

「こころねの森」で笑顔を見せる親子ら(同法人提供)

 同法人は、子どもたちが伸び伸びと自然体験を楽しみながら、親同士も交流できる場所を目指し、活動している。2012年3月に苫小牧の未就学児の母親らが立ち上げた青空自主保育「木もれ陽の会」が前身で、今年3月の法人化に合わせ、活動拠点に借りていた高丘の森約3300平方メートルを所有者から購入した。

 ミズナラやイタヤカエデ、シラカバなどが残る豊かな森で、「こころねの森」と名付け、厚真町の林業会社の協力を得て整備を本格化させている。松山代表理事は「森を整備し、維持管理するにもお金がかかる。長く使えるように、資金の協力を求めたい」と話す。

 クラウドファンディングを始める24日は、大人1000円、子ども500円の入場料で森遊びが満喫できる企画を実施する。定員は50家族で要予約。場所は高丘60の10。時間は午前10時~午後3時。食材を持ち寄って自由に使える炭火焼きコーナーや、会員による手作り雑貨の屋外ショップのほか、安平町産野菜の販売や各種ワークショップも準備している。森近くの一戸建て「こころねハウス」では、これまでの活動を紹介する写真展も行い、来場者に500円の寄付を求める予定。荒天時は25日に延期する。

 松山代表理事は森の中での子育てについて「多様で良質な刺激が自然の中にあり、子どもたちが生きていく上で大切な土台がつくれる」と説明。「苫小牧に魅力的な自然があることも知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

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