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釧路新聞

クラフトビールお披露目 新たな特産品誕生【鶴居】

初仕込みのクラフトビールの完成と初出荷を祝い合う植竹代表(右)と大石村長

 【鶴居】廃校となった旧茂雪裡小の体育館に開設したクラフトビール醸造所「BrasserieKnot(ブラッスリー・ノット」は21日、オープンより一足早く業務用の樽(たる)入りビールを初出荷する。20日には村総合センターで完成した初仕込みをお披露目し、関係者が新たな特産品の誕生を祝い合った。(戸田英吾)

 村の豊かな自然、美しい水を生かした「自然に溶け込み共存するクラフトビール」を掲げ、埼玉県出身のビール醸造家、植竹大(ひろ)海(み)さんが村内で運営会社「Knot」(ノット)を設立し、村の支援で醸造所を整備。施設は観光、見学もでき、醸造の人材育成拠点の役割も果たす。

 初年度は白濁色のフルーティーなベルジャンウイットや道東限定ビールなど5種類と季節限定ビール合わせて80㌔㍑を生産する。8月18日に仕込みを始め、今月19日から約1カ月間熟成させたビールを樽詰め。いよいよ21日から全国各地に出荷する。

 この日のお披露目会では関係者約40人がベルジャンウイットの「フラワー」、爽快な呑み口のアメリカン・ペールエールの「バード」の2種類を試飲し、大石正行村長は「清涼感がある鶴居らしい味わい。地元のビールを大切にし、鶴居のさらなる可能性を引き出したい」と期待を込めた。

 一部機材の搬入が遅れているため、醸造所は缶ビールの販売を始める11月以降にオープンする見込みで、植竹代表は「ようやく出荷にこぎ着けた。いいビールができたので、全国の皆さんにおいしく味わってもらいたい」と初出荷を喜んでいる。

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