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函館新聞

えさん昆布の会 楽天の北海道エリア賞受賞【函館】

楽天の北海道エリア賞受賞を喜ぶ社員たち

 海産品販売「さいとう」(函館市日浦町、斉藤正一郎社長)が運営する店舗「函館えさん昆布の会」が、インターネット通販事業で活躍著しいショップに贈られる「楽天ショップ・オブ・ジ・エリア2021」を初受賞した。主力商品はイカ珍味で、新型コロナウイルス禍でネット通販利用者が増加し躍進を遂げ、外出自粛に伴う「家飲みのお供」に活路を見出した。道内でも10店舗、道南では唯一の受賞となった。

 同賞は、全国5万6000店舗の楽天市場ショップの中から各エリア(北海道、東北、関東・甲信越、東海・北陸、関西、中国・四国、九州・沖縄)で特に著しい活躍をしたショップに贈られる〝地域MVP賞〟。北海道エリアでは、1200店舗の中から同店を含む10店舗が選ばれた。

 受賞条件は、年間売り上げが対前年比プラスで、注文件数が多く、店舗レビューが多く高評価―なことが挙げられる。

 同店は、あたりめやさきいか、サケトバ、おやつ昆布などプライベートブランド(PB)を120点持つ。メーカー既製品ではなく、自社でパック詰めし、PB商品として販売することで、競争を避け、商品価値を保っている。ネット通販事業の売り上げは2021年が約6億円で、PB商品の強化が奏功し20年(約4億円)に比べ大幅増を実現。22年も好調を維持している。

 通販に注力するため19年8月に市内日乃出町に進出し、20年8月に本通営業所(本通3)を開設。従業員16人(うちパート8人)が、330平方メートルのワンフロアで商品生産から受注、梱包まで一貫して作業を行っている。

 斉藤社長(45)は「自社の努力はもちろん、地元の水産メーカー、資材会社の協力・理解があってこその受賞」と喜ぶとともに「背伸びせず堅調な経営を続けたい。売り上げ、利益を確保し、細く長く仕事をしていきたい」と抱負を話す。

 今月21日に東京で受賞式があり、斉藤社長が受賞盾を受け取った。従業員と共に受賞を喜んでいる。

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