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函館新聞

世界遺産登録1周年 縄文遺跡でTシャツ展示 スタンプラリーも【函館】

屋外展示したTシャツを見る来訪者

 函館市の垣ノ島、大船両遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」は27日、世界文化遺産登録1周年を迎えた。垣ノ島遺跡では、縄文絵画コンクールの過去の入選作品をプリントしたTシャツ86枚を芝生広場に展示する初のイベントを展開。両遺跡など渡島管内の縄文展示施設12カ所を巡るスタンプラリーもスタートした。

 渡島総合振興局や函館市教委、道南縄文文化推進協議会など主催の記念事業第二弾。Tシャツは渡島、桧山管内の小・中学生を対象にした縄文絵画コンクールの2020、21年の入選作品を中心に、胸の部分に土偶や竪穴住居などをカラー印刷した。サイズはSS、S、M、L、LLの5種類。

 地面から1・9メートル付近にロープを張り、Tシャツの袖を通す形で展示。「コ」の字形をした大規模な盛り土遺構に合わせ、コの字形をイメージし2重に並べている。午前10時半~午後4時で、入場無料。31日まで。

 Tシャツ展示に関し、振興局環境生活課は「子どもたちに遺跡に足を運んでもらい、地元に世界に認められた遺産があることを知ってほしい。誇りとなり、縄文を好きになってほしい」と期待を込める。

 「北の縄文スタンプラリーinおしま」(振興局、市教委主催)は、施設12カ所を巡り台紙にスタンプを集める。景品として3館賞、5館賞、全館賞がある。3、5館賞は各施設で引き換え、全館賞は北斗市特産品セットなど5000円相当が抽選で6人に当たる。9月30日まで。全館賞は10月11日(当日消印有効)までに振興局に台紙の原本を送る。

 対象施設は次の通り。

 ▽垣ノ島遺跡▽大船遺跡▽函館市縄文文化交流センター▽市立函館博物館▽北斗市郷土資料館▽七飯町歴史館▽知内町郷土資料館▽福島町チロップ館▽松前町郷土資料館▽森町遺跡発掘調査事務所展示室▽八雲町郷土資料館・木彫り熊資料館▽八雲町熊石歴史記念館

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