【新ひだか】北海道市場のサラブレッド１歳馬の競り市「セレクションセール」（日高軽種馬農協主催）が26日、静内神森の同市場で開かれた。競り初日は１５６頭が上場され活況となった。

　同セールは上場申し込み馬の中から、国内で唯一の実馬検査や血統によって選抜された３１１頭（牡２１３頭、牝98頭）が上場登録。今年は11年以来の２日間の日程で開催。25日に前日展示が行われた。

　市場長の古川雅且日高軽種馬農協組合長は「新型コロナ感染予防対策を十分に取り入れ、ネット開催と合わせて利用してほしい。昨年に増して良質馬が上場されているので積極的なセリを期待したい」と開会あいさつ。

　この日最初の上場馬、日高町門別・天羽牧場生産の牡「セシリア２０２１」（父ドゥラメンテ）は、４８４０万円（税込）で国本哲秀氏が落札。この後も続々と活発な競りが続いた。

　27日は１５１頭が上場し、午前10時から競りを行う。

活発な競りとなったセレクションセール初日