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十勝毎日新聞

登校悩みはカフェタイムで 「にじいろ」が新設【帯広】

新たに始めた「にじいろカフェタイム」をPRする澤柳代表(中央)ら

 不登校児やその親を支援する団体「にじいろ」(帯広、澤柳美希子代表)は、親子が不登校についての悩みなどを相談する「にじいろカフェタイム」を帯広市内の介護事業所「ツクイ帯広WOW」(西4南29)で新たに始めた。親子の不安解消などにつなげていく。

 同団体は昨年10月に設立。毎月、未就園児から中学生までが参加し、買い物や菓子作りなど希望することを行う子ども会と、保護者が情報交換などをする親の会を開催し、毎回10人程度が参加している。

 「人数が多いと来づらい」との声もあり、カフェタイムを企画。6月に始め、火曜日に不定期で開催している。親子一緒のほか、親のみ、子どものみの参加も可能だが、子どもが参加する場合は予約が必要。親には悩みや子どもの普段の様子などを話してもらい、悩みを共有する。事前に予約すれば、にじいろのボランティアに登録している元小学校教諭や社会福祉士にも無料で相談できる。

 子どもは施設内で遊んだり、公園に出掛けたりする。ツクイ帯広WOWでは小学1年から18歳未満の子どもが、ボランティアとして高齢者向けデイサービスに参加し、利用者とレクリエーションを一緒に行う企画を実施している。親がカフェタイムに参加している間に子どもがボランティアに参加することもできる。

 澤柳代表は「子どもが登校しぶりや不登校になると、親子ともども孤独になりやすい。同じ悩みを持つ親同士が共感して笑顔が増えれば」と話している。次回開催日は8月23日の予定。予約や問い合わせは、同団体のメールやライン、インスタグラムで対応している。

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