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釧路新聞

釧工業の齋藤さん 全道大会溶接部門で最優秀、全国切符【釧路】

最優秀賞を受賞した齋藤さん、優良賞の萩原さん、溶接甲子園に出場する濱田さん、技術指導をしてきた大滝さん(左から)

 釧路工業高校(金谷秀幸校長)電子機械科の齋藤輝さん(3年)が、6月24日に滝川市で開催された「第22回高校生ものづくりコンテスト北海道ブロック大会」(北海道工業高等学校長会など主催)の溶接競技部門で最優秀賞に輝き、全国切符を手にした。

 齋藤、濱田さんは 全国選抜競技会へ 同部門は昨年に設けられ、コロナ禍から動画による審査となったが、同校は2年連続で最優秀賞を獲得した。最優秀の齋藤さんは11月に岡山県で開催予定の全国大会に出場する。今回の道ブロック大会の溶接部門では、同科の萩原聖翔さん(2年)も優良賞を獲得した。また、昨年最優秀賞となった学校が出場できる第6回全国選抜高校溶接技術競技会in新居浜(溶接甲子園)には、同科の濱田佑耶さん(2年)と齋藤さんが出場する。

 同校にはこれまで、釧路製作所がアーク溶接の技術指導を続けており、今大会の指導も、シニア雇用の延長を含め同社で50年以上勤める大滝邦夫さん(67)が担っている。好成績を収めた生徒について大滝さんは「鉄板に対しての溶接棒の角度や速度などの動かし方を中心に教えてきた。賞がもらえて最高にうれしい。これからも指導していきたい」と笑顔で語った。

 溶接競技部門は、鉄材同士を付ける溶接の技術を競うもので、審査は厚さ9㍉ある鉄板の表と裏の溶接部分の盛り方が綺麗にできているかや、溶接した部分の中身を検査する。大会で200点満点中、192点を獲得した齋藤さんは「本番は緊張もあったが自分に集中してうまくできたので良かった」と話し、「全国大会で優勝を目指し頑張りたい」と抱負を語った。

 優良賞の萩原さんは「初めての賞だったのでうれしかった。来年は上位を目指したい」。全国溶接甲子園に出場する濱田さんは「初めての大会なので緊張しないで頑張りたい」と力を込めた。

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