６１の体験型観光のコンテンツをまとめた最新パンフレットをＰＲする遠藤理事長

　函館ホテル旅館協同組合（遠藤浩司理事長）は、函館市内や近郊でできる体験型観光のコンテンツをまとめたパンフレットの最新版「函館で体験したい６１のアクティビティ」を発行した。市内の宿泊施設や観光案内所、札幌以南の道の駅などに設置している。

　函館の汐泊川や、七飯町大沼でのカヌー体験、西部地区、五稜郭など観光名所のまち歩きガイド、イカめしや松前漬けといった郷土料理作りに触れる体験など、道南の地域資源を生かした観光コンテンツを網羅した。

　人気のテントサウナと温泉が楽しめる知内町での体験コース、シカなど野生動物の生態に触れる同町の矢越ワイルドツアーズが新たに加わった。パンフレット裏面では、同組合と函館湯の川温泉旅館協同組合の加盟施設も紹介している。

　体験型観光は「アドベンチャートラベル」として世界でも注目され、遠藤理事長（６１）は「道南は函館を拠点に車で１時間圏内で回ることができるコンパクトな地域。パンフレットを通じ、１日でも多く道南に滞在する観光客が増えてほしい。アドベンチャートラベルの機運向上にもつながれば」と期待する。