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函館新聞

市立函館病院救命センターが道内2位の評価 厚労省充実段階評価【函館】

救急救命センターが道内2位の評価となった市立函館病院

 厚生労働省が公表した2021年の救命救急センター充実段階評価で、市立函館病院(森下清文院長)が北海道、東北エリアの34施設中で4位の評価を得た。昨年の5位から上昇。道内13施設中では2年連続で2位だった、同院の武山佳洋救命救急センター長は「コロナ禍の影響で、評価基準の変更があったが、地域の医療機関と連携しながら救命救急医療体制を維持してきたことが評価につながった」と分析している。

 同評価は、救命救急センター全体のレベル向上を目的に1999年度から実施。2018年からは評価基準が変更され、従来のストラクチャー(診療体制の整備状況)評価に加え、院内での連携体制の整備などプロセスの一部も評価項目追加。さらに従来のA・B・C3段階の上位にS評価が新設された。

 2021年1月~12月の実績を評価対象とし、全国298カ所の救命救急センター中、S評価が98ヶ所、A評価が194ヶ所、B評価が5ヶ所、C評価が1ヶ所。函館はA評価で、東北・北海道地区では福島県立医科大附属病院(福島)、手稲渓仁会病院(北海道)、八戸市立市民病院(青森)に次ぐ4番目の好評価だった。

 同センターによると、21年の救急車搬送は約5585人。新型コロナウイルス感染拡大の影響により受け入れが難しい場合も少なくなかったが、他の医療機関と綿密な連携を取りながら対応したという。

 同院の救命救急に関する一番の課題は、専属スタッフの確保と将来的な育成。昨年度から市立函館病院救急科専門研修プログラムを立ち上げるなど、養成体制も整えている。武山センター長は「地域医療に携わりたいと考えている人を全面的にバックアップしていきたい」と意気込んでいる。

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