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日高報知新聞

河川の自然保護などの功績【日高・平取】

【日高・平取】「沙流川と共生する街づくり」を目指し、沙流川流域の自然保護活動を行うNPO法人「沙流川愛クラブ」(工藤正史理事長)が、公益社団法人日本河川協会(内閣総理大臣認定の公益社団法人)の令和4年度の河川功労者に選ばれた。

 道内では、河川の自然保護や環境学習、河川愛護などの活動に功績があった同クラブと河川清掃に取り組む帯広市の2団体が選ばれた。

 同クラブは、河川環境の保全を目的に2001年(平成13年)に町民ボランティア団体として発足し、06年1月にNPO法人の認可を受けた。現在は、日高、平取の両町の自然保護に関心のある個人・法人など合わせて46会員が活動している。

 沙流川の清掃活動をして景観を良好にしたり、源流域の森づくり体験、植樹活動を通して山の整備を行っている。沙流川支流のオコタン川でホタルの観賞会、絶滅が危惧されているニホンウナギの調査も実施し、沙流川で生息を確認している。

 今回の受賞は、こういった長年の活動で地元住民に河川の大切さを積極的に伝え、河川愛護意識の醸成に貢献したことが評価されたもの。

 6日に両町役場を表敬訪問し受賞を報告。日高町で工藤正史理事長は「今後も水をきれいにする活動を続け、子どもや若い人たちに川の良さを知ってもらう。当クラブだけでは、新しい若い会員を増やすことができないので、町や室開建などの力を借り積極的に働きかけをしていきたい」と語った。

日高町の大鷹町長(右から2人目)に河川功労者の受賞を報告した工藤正史理事長(中央)

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