北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

名寄新聞

最北のビール醸造に関心・鈴木直道知事が美深白樺ブルワリー視察【美深】

高橋代表取締役=左端=の案内で視察する鈴木知事

 鈴木直道知事が8日午前、美深町内を訪れ、美深白樺ブルワリー(町内大通北4、高橋克尚代表取締役)を視察。国内最北となるクラフトビール醸造所の取り組みに関心を深めた。

 鈴木知事が地域づくりの実践者などと懇談し、地域の創意工夫ある取り組みを広く発信する「なおみちカフェ」の一環で訪問したもの。随時、道内各地を巡っており、今回は6日から8日にかけて留萌管内と上川北部(名寄市以北)を訪れた。鈴木知事は、山口信夫町長、高橋代表取締役らが出迎える中で到着した。

 美深白樺ブルワリーは、築90年のレンガ倉庫をクラフトビール醸造所に改装し、2019年8月から製造開始した。

 タンクは7基を保有し、白樺樹液を使ったビールを醸造。20年と昨年にタンクを増設し、現在は年間20キロリットルを製造しており、当初の2倍ほどに増加。道の駅「びふか」や西條名寄店などでも商品を販売している。

 高橋代表取締役の案内で、鈴木知事は醸造所を視察。タンクなどの設備を目にしながら、取り組みに耳を傾けた。高橋代表取締役は「地域に根差した商品づくりのため、地元のものを使いたい。一昨年からホップを美深で栽培している。おいしいビールに興味を持っていただき、まちを盛り上げたい」などと語った。

 鈴木知事は、国内最北のビール醸造所や白樺樹液のビールに関心を深めながら、観光面でも着目し「北海道は7月から8月まで観光のハイシーズン。ゴールデンウイークで回復の兆しが見え、インバウンドの受け入れも段階的に再開。まだ厳しい状況だが、道としても地域づくりの取り組みを支援したい。コロナ禍のリベンジ消費も取り込めれば」などと語っていた。

 その後、名寄市弥生のワイナリー「森臥」、下川町一の橋の「一の橋バイオビレッジ」も訪れた。なお、今回の訪問内容は、鈴木知事のFacebookの他、道の公式YouTubeチャンネル内の「鈴木知事が動く」で発信することにしている。

関連記事

十勝毎日新聞

馬車旅 足湯でポカポカ 市内一日限定【帯広】

 「モール温泉の足湯馬車」が1日、帯広市内の帯広競馬場とふく井ホテル間を特別運行した。1年ぶりの足湯馬車には、往復各1家族が乗車。足湯で温まりながら、中心市街地や住宅街の街並みをゆっくりと眺めて...

十勝毎日新聞

3市町 当たりくじ均等に 年末大売出し【帯広】

 帯広市、音更と幕別2町による初の広域開催となった「とかち年末大売出し2024」の抽選開始(14日)を前に、帯広商工会議所(帯商)などは3日、1等などの当たりくじの組み合わせ作業を市内の帯広経済...

十勝毎日新聞

道の駅 ピアノお目覚め 休憩スペースに設置【本別】

 本別町内の「道の駅ステラ★ほんべつ」(北3)の休憩スペースにアップライトピアノが設置され、11月30日に調律師が作業を行った。誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」として活用される。  今回のピ...

室蘭民報

満天花火試験打ち上げ、室蘭工場夜景との共演確認 実行委、来年9月に向け【..

 室蘭市香川町の室蘭岳山麓総合公園(だんパラ公園)を会場(予定)に、3万発超の花火を打ち上げるイベント「室蘭満天花火」実行委員会(実行委員長・上村正人電材重機代表取締役社長)は2日夜、同公園で打...

室蘭民報

空かける「とば号」 のぼりべつクマ牧場【登別】

 のぼりべつクマ牧場(登別市登別温泉町)のロープウエー(全長1・26キロ)で2日、サケトバ作りを行う貨物用ゴンドラ「とば号」の運行が始まった。道産秋サケ約20本が逆さにつるされ、寒風にさらされな...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス