北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

苫小牧民報

野草茶製造を機械化 寄付や助成金活用 フロンティア 白老

白老町の社会福祉法人ホープは、同法人の多機能型事業所フロンティア(町萩野)に健康野草茶の製造に使う乾燥機などを導入し、茶葉の量産体制を整えた。町虎杖浜で「ナチュの森」を運営するナチュラルサイエンス(本社東京)からの寄付や、ヤマト福祉財団(本部東京)の助成金の計約1000万円を活用した。

ヤマト福祉財団から助成を受け、野草茶の量産体制を確立させたフロンティアの関係者

 同財団は乾燥機、焙煎機、真空包装機、中古トラクター部品の費用などとして500万円を助成。6日に贈呈式がフロンティアで行われ、ヤマト運輸の千歳主管支店長を務める北川淳也さんからホープ常務理事の佐藤春光さんへ目録が手渡された。

 一方、基礎化粧品メーカーのナチュラルサイエンスは、野草茶を生産するフロンティア敷地内の建屋の改修費などとして約500万円を同法人に贈った。

 フロンティアでは、10年ほど前からアイヌ民族が伝統的に飲用したとされるタデ科のイタドリやシソ科のエント(ナギナタコウジュ)の乾燥茶葉を手作業で製造してきた。6年前から町石山の農地で試行錯誤を重ねて原料を栽培。安定した収穫量を確保できるようになってきたが、茶葉の量産体制に向けた製造工程の機械化が課題となっていた。

 乾燥機の導入によって2時間で約10キロの茶葉を乾燥させることができるという。佐藤さんは「今後、野草茶の販路開拓に力を入れていきたい」と話している。

関連記事

十勝毎日新聞

ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】

 帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...

十勝毎日新聞

マチルダ 袋いっぱい 大感謝祭【芽室】

 芽室町内の農商工などが連携して町をPRするイベント「めむろ大感謝祭2024」(実行委主催)が23日、JAめむろで開かれた。大勢の家族連れらが訪れ、芽室の味覚を味わっていた。  「芽室に感謝す...

十勝毎日新聞

災害対応 海と空から 負傷者、物資の輸送訓練【広尾】

 広尾署と広尾海保などは21日、広尾町内の沿岸部で、災害発生時の負傷者や救援物資の海上輸送を想定した合同訓練を実施した。巡視船「とかち」や道警の災害ドローンが出動、緊急時の連携対応を確認した。 ...

函館新聞

函館市南茅部地区パワースポット巡るモニターツアー 観光庁の地域観光新発見..

 函館市南茅部地区のパワースポットや食文化に触れるモニターツアーが現地で開かれ、18人が参加した。参加者はパワースポット「吹上石(ぬけいし)」「垣ノ島遺跡の丘状遺構」を訪れ〝特別感″を満喫した。ア...

函館新聞

桜庭さん勝負の1年 ボウリング 12月マレーシアで大会 来年のデフリンピ..

 函館市の会社員、桜庭まどかさん(36)が、12月1日からマレーシアで開かれるボウリングの第10回アジア太平洋ろう者競技大会に日本代表選手として出場する。来年11月に東京で行われる4年に一度の聴...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス