北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

函館港まつり3年ぶり開催へ 規模縮小、いか踊り中止【函館】

3年ぶりに開かれる「ワッショイはこだて大門コース」(2019年8月、当時のコースで)

 函館港まつり実行委員会(森健二会長)は7日、今年の「開港163周年記念函館港まつり」について、期間を1日短縮して8月1~4日に行うと発表した。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催。パレードの「ワッショイはこだて」は大門コースのみとしルートを短縮、三密対策で函館いか踊りと歩行者天国は中止する。同実行委は「できる限りのコロナ対策を講じて安心安全な祭りにしたい」と話している。

 同日に市内で開かれた実行委で開催と実施内容を決めた。

 8月1日は第67回道新花火大会(雨天中止は4日に順延)を行う。2日はワッショイはこだての大門コース(同3日に順延)で、時間を午後5時から同8時とし、パレードコースを1・4キロから700メートルに短縮して実施。1部の函館港おどり、2部のサマーカーニバルのみで、子供いか踊りと3部の函館いか踊りは三密対策で中止する。1~4日は、はこだてグリーンプラザに露店83店が並ぶ予定。以前の開催からは出店数を減らす。

 同実行委によると、ワッショイはこだてについては企業などに参加動向を知るためのアンケート調査を実施したといい、例年は2日間で約2万人が参加するが、大幅に参加人数が減少する見込みとなったことと、西部地区で始まった祭りということを総合して、千代台・五稜郭コースを取りやめて大門コースのみとした。「ソーシャルディスタンスや大声を出さないなどを守ってもらい、マスクは着用する方向でワッショイはこだてを進める方針」とする。6月中旬にも参加者の募集を始める予定。

 港まつりは1935(昭和10)年に始まり、太平洋戦争で43(同18)~45(同20)年は取りやめ、コロナ禍で20年、21年も2年連続で中止となった。

 1981年の初披露以来、パレードに欠かせない名物となっている「函館いか踊り」。普及に努める函館いか踊り実行委の吉川久康委員長は「港まつりが再開することはうれしいが、いか踊りが中止になったことは残念。来年こそはみんなで楽しく踊ることができることを心から願いたい」と話している。

関連記事

函館新聞

本番の成功へ結束誓う 函館野外劇の会が決起集会【函館】

 NPO法人市民創作「函館野外劇」の会(中村由紀夫理事長)は12日、函館千代田小学校体育館で、第36回市民創作「函館野外劇」総決起集会を開き、出演者や裏方スタッフなど約50人が、7月7日の開幕が...

函館新聞

うみ信木古内支店に道銀の共同窓口設置 道銀の支店移転で【函館】

 北海道銀行(兼間祐二頭取)は16日、木古内支店(木古内町本町)を11月に函館支店(本町)に移転すると発表した。移転後は道南うみ街信用金庫(田原栄輝理事長)の木古内支店(町本町)内に共同窓口を設...

日高報知新聞

静内川右岸のごみ拾い 静内RC 20人参加し社会奉仕活動【新ひだか】

【新ひだか】屋外でごみが目立つ季節を迎え、静内ロータリークラブ(在田恒昌会長、会員59人)は15日、静内川右岸の河川敷や緑地公園でごみ拾いボランティアを行った。  同クラブの社会奉仕活動の一環で...

日高報知新聞

在りし日振り返る 沙流川歴史館企画展 写真で見る昭和のびらとり【平取】

【平取】二風谷の沙流川歴史館で企画展「写真で見る昭和のびらとり」第3弾が26日まで開かれており、来場者たちが昭和の時代の地域の様子に見入っている。入場無料。  2012年度(平成24年度)、13年...

釧路新聞

前浜コンブ着生、生育振るわず 歯舞漁協が資源調査【根室】

 【根室】歯舞漁協(小倉啓一組合長)は16日、前浜コンブの生育状況を調べる今年度第1回目の資源調査を実施した。市場内で各調査ポイントから採取したナガコンブを計測した結果、平年を下回る生育状況だ...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス