【新ひだか】三石本桐の円昌寺（真言宗東寺派・小笹良祐住職）境内前庭のエゾヤマツツジが満開を迎えている。同寺は１８９７年（明治30年）に建立。

　ツツジは22日ごろから咲き始め、ピンクの大きく鮮やかな花を咲かせてる。現在は９分咲で今月いっぱい楽しめるという。前庭には樹齢80～90年のツツジを中心に２００本以上が植えられている。

　小笹住職は「５月は暖かい日が続き平年より早めに咲いた。毎年、浦河や静内からもツツジを見に多くの人が訪れている。みんながコロナ禍で窮屈な生活をしており、きれいなツツジを見て、心を癒してもらえたら」と話していた。

　また、円昌寺裏山に設置（１９１２年開所）されている巡路約３㌔の新四国八十八カ所の地蔵巡りも出来る。

エゾヤマツツジが見ごろの円昌寺境内前庭＝26日午前９時＝