上士幌町のカミシホロホテル（上士幌東３線２３７）では、宿泊者限定で高級ＥＶ（電気自動車）が乗り放題となる「カミシホロホテルカーシェアプラン」を実施している。１１月１５日まで。島田裕子支配人は「町内は景色が良い場所がたくさんある。これからの季節、格好良い車で走ると気持ちがいいです」とＰＲする。

ホテルの前に並ぶポルシェ（左）とレクサス

　車は「レクサスＵＸ３００ｅ」と「ポルシェタイカン４Ｓ」の２台。ホテルを運営するルイス・ミッシェル（丸山勇雄社長）は、自然に囲まれた町内を最高の車で走り、快適に過ごしてほしいという思いから、ドライブ旅を宿泊者限定で提案することにした。ＥＶの活用で地球温暖化対策など環境保護も意識している。

　同社は新型コロナウイルスの影響で公共交通機関を避け、自動車による移動に需要があると見込んでいる。両車の特徴として、レクサス（５人乗り）はドライバーのアクセル操作に対し、高精度なレスポンスを実現。感性に寄り添ったダイレクトな走りができる。ポルシェ（同）は流麗なシルエットが特徴。ポルシェ初のＥＶで、スポーティーなセダンタイプ。ドライビングモードは「レンジ」「ノーマル」「スポーツ」などに切り替えることができ、状況に合わせて快適で気持ちの良い走行が楽しめる。

　ホテルの広報担当、波多野智子さんは「特別な車で三国峠やナイタイ高原牧場などを回るのがお勧め」と話している。

　ポルシェカーシェアプランは２万８８００円（１人１室利用時１人当たり、税込み）、レクサスカーシェアプランは１万８８００円（同）。問い合わせは同ホテル（０１５６４・７・７２６６）へ。