キッズライダー今年も快走 ランバイクチーム 初の主催大会7月に【広尾】
広尾町を拠点に活動する管内唯一のランニングバイク(ランバイク)チーム「team ESPOIR tokachi(チーム・エスポワール・トカチ)」が、今季の活動を開始した。初めての主催大会に向けて技術と体力に磨きをかけている。
ランバイクはペダルのない児童向け2輪車。地面を蹴って進み、2歳ごろから楽しめる。チームは坂本渉代表(40)の呼び掛けで2019年11月に発足。今季は3人が新たに加入し、広尾、大樹、帯広の2~9歳の18人が所属している。
主催大会は新型コロナウイルスの感染防止を目的に2年連続で中止していたが、今年は7月に町内の菊地ファームで開催する予定。東京、札幌、苫小牧などで開かれる約20の大会にもエントリーしている。
4月24日にシーサイドパーク広尾で行った練習では、11人がパイロンを設置したコースを走り回った。子どもたちは少しでも早く走ろうと、車体と体を傾けてコーナーを通過、ハンドルに胸を合わせる前傾姿勢で気持ちよく加速していた。
新規加入を募集
坂本代表は「運動に必要な体幹やバランス感覚が身に付き、どんなスポーツにも役立つ。多くの子どもたちに参加してほしい」と強調。チームへの新規加入を呼び掛けている。
練習は毎週土・日曜の午前、同パーク駐車場で。見学歓迎。問い合わせは同チームホームページで。
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