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函館新聞

函館市ふるさと納税9億円弱、コロナ禍も好調 過去2番目【函館】

 函館市の「ふるさと納税」2021年度寄付額(速報値)は、過去2番目となる8億7709万円だった。過去最高額の20年度9億1173万円から3464万円減ったものの、市は「コロナ禍の巣ごもり需要が落ち着き大幅な減少が予想される中では大健闘。22年度は過去最高を目指し、魅力的な新商品の開拓に努めたい」と話している。

 市への寄付額は、17年度1億6910万円、18年度3億4092万円、19年度5億7985万円と右肩上がり。20年度はコロナ禍で名産品の取り寄せ人気が高まり、前年の1・57倍を記録した。

 21年度はこれまでの納税仲介サイト「ふるさとチョイス」「楽天」「さとふる」に「ふるなび」が新しく加わったため、ほぼ前年度並みの金額を記録した。

 寄付目的は「函館市全体のために」が5億3512万円でトップ。「子どもたちの未来のために」が1億5947万円、「美しい景観を守るために」8818万円、「活気とにぎわいのあるまちのために」3413万円、「福祉の充実のために」2849万円、「大間原発建設凍結のために」3169万円と続く。

 返礼品で根強い人気があるのがサケの切り身などの海産物だ。「チーズオムレット」などのスイーツ類も人気が高い。また宿泊券の売り上げも好調。市は「コロナ禍が落ち着けば、さらに利用拡大が見込める。観光振興にもつなげていきたい」と期待する。

 今年度からはANAのふるさと納税サイトと契約した。同サイトは平均2万円前後の高額な商品に人気が集中、新たな商品開発への期待が高まる。市は「特定の商品に人気が集中することなく、幅広いバリエーションをそろえることでリピーターの定着を図りたい」としている。

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