1120人の町民参加【浦河】
春の全国交通安全運動(6~15日)にあわせて11日朝、浦河町では「町民交通安全の日」の町内一斉街頭啓発が行われた。各地区の町民総勢1120人が参加し、通勤や通学時間帯で交通量が多くなる国道、道道、町道の沿道で交通安全旗を掲げ、行き交う人々へ交通安全意識の高揚を図った。
多発する悲惨な交通事故を抑制し、安全で安心な暮らしの実現を目指して、毎年、春と秋の全国交通安全運動期間中のそれぞれ1日に「町民交通安全の日」を設け、町民一斉街頭啓発を実施している。
一斉街頭啓発は、午前7時半から8時過ぎまでの通勤通学時間帯に、国道や道道、町道の歩道で交通安全のタスキを着用し、交通安全旗やのぼり、横断幕で交通安全を呼び掛けるほか、通学の児童、生徒とあいさつを交わす「オアシス運動」も兼ねた取り組みとなっている。
町内全自治会と事業所、各学校、浦河警察署、日高振興局、各老人クラブ、日高東部運送業者協働組合、浦河建設協会、日高建設協会、町交通安全指導員協議会、町交通安全母の会、室蘭地区トラック協会浦河支部、浦河ロータリークラブ、日胆地区測量設計協会、浦河地区交通安全協会連合会、町交通安全協会、浦河地区安全運転管理者協会の会員らが参加。町や浦河警察署の幹部らも巡回し、町民を激励した。
このうち、浦河警察署前の国道235号沿道では、警察署職員20人と浦河建設協会員ら100人が参加し、シートベルト着用や飲酒運転根絶のプラカードと交通安全の小旗などを手に、優駿浪漫街道とする日高路での交通ルール順守を訴えた。
また、国道336号線沿いの浦河小学校近くの交差点では、5丁目自治会員らが「交通安全みんなの願い」と書かれた横断幕を掲げ、登校する子どもたちとあいさつを交わしながら交通安全を呼び掛けた。
地区別の参加人数は次の通り。
▽市街地220人▽堺町~築地350人▽東町~白泉150人▽緑町、向別、向が丘、絵笛90人▽井寒台、東栄、富里90人▽東部100人▽荻伏~野深120人
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