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日高報知新聞

浦河町内の職業を取材【浦河】

 浦河第一中学校(盛永明寿校長)の2年生75人が21日、浦河町内の職業について理解を深める学習「浦河再発見、未来を作るのは君!〝うらきみ〟」の成果発表会を行った。グループごとに町内の職業について調べ、そこで実際に働く人に取材した内容をまとめて発表し、プレゼンテーションの基礎を学んだ。

 同校2年生が総合的な学習として「職業」について理解を深めるもの。例年、町内企業を訪問し、職業体験を行ってきたが、昨年から、新型コロナウイルスの影響で生徒たちが企業に訪問しての職場体験ができなくなっていた。コロナ禍でも、生徒の職業理解を深められる学習として、探求やプレゼンテーションなとも取り入れ、将来、必要となる力を身に着けられる取り組みとして実施した。

 学年テーマは「深める・広げる~北海道・将来」。生徒たちは、グループごとに馬産業や飲食店、銀行員や学校教員など町内の職業について調べ、実際に、その仕事に就いている人に取材。また、浦河高校の佐藤友洋教諭を講師にプレゼンテーションについて学ぶなど、19時間計画の学習に取り組んだ。

 発表会には、1年生85人も参加。体育館に職業別のブースを18カ所設置し、生徒たちが各ブースを巡回しプレゼンを聞く形式で行い「密」を防いだ。  発表する生徒たちは、プレゼン用ソフトを使い、それぞれ工夫しながら調べた職業の内容をまとめ、タブレット画面で表示しながら、うまく伝わるようプレゼンテーションした。

 小学校の教員について発表した髙城顕伸君は「その職業に必要なことは何かを考えて準備を進めてきた。プレゼンテーションでは、興味を持ってもらえるよう頑張った」と話していた。

 盛永校長は「コロナ禍ではあるが、キャリア教育を重視した活動をできる範囲で取り組んでいきたい」と今後の活動に意欲を示した。

町内の仕事の魅力をプレゼンテーション

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