「広報とまこまい」特選受賞 全国高校選抜IHの組み写真評価
道は10日、2021年度北海道広報コンクールの審査結果を発表し、広報写真の組み写真・市町村の部で、苫小牧市の「広報とまこまい9月1日号」が特選に輝いた。同市の特選受賞は12年ぶり4回目。見開きで掲載した全国高校選抜アイスホッケー大会(同8月)の組み写真が高く評価された。選手たちの躍動する姿を活写し、氷都苫小牧をアピールした写真の受賞に、市の担当者は喜びもひとしおだ。
コンクールには59団体から計112点の応募があった。審査員は「動きがあるスポーツ写真の撮影は非常に難しいが、しっかりと動きを捉えている。今までにない凝った作り方で説得力がある」と講評した。
写真は秘書広報課の清野裕介主査(42)、池田弥希さん(25)、鈴木野乃花さん(22)の3人が撮った。例年、組み写真で扱うとまこまい港まつりが新型コロナウイルスの流行で中止となった一方、同大会が2年ぶりに開催される運びになり、取材を決めた。
清野さんは「無観客開催だったので、広報で大会の様子を少しでも伝えたかった」と思いを明かす。撮影枚数は3人で計1000枚以上に達し、鈴木さんは「選手の動きが速いので、撮るのが大変だった」と言い、池田さんも「似たような写真にならないように、いろんな場面を意識して撮った」と振り返る。
掲載に当たっては、試合中のパックを奪い合う攻防や喜ぶ選手の姿、ベンチからプレーを見詰める様子など25枚を厳選。一方、チーム関係者から多数の感染者が出たことにも触れ、おわびの一文を添えた。
3人は「励みになる」と受賞を喜び、清野さんは「昨年4月からフルカラー印刷に変わり、写真をより生かせる紙面構成ができるようになった。さらに良い紙面を目指したい」と力を込めた。
コンクールは他に、広報紙・市の部で千歳市の「広報ちとせ9月号」、広報写真の1枚写真・市町村の部で新ひだか町の「広報新ひだか7月号」が入選となった。
関連記事
参拝客癒やす「花手水」 帯廣神社 旅行誌で全国6位【帯広】
帯廣神社(大野清徳宮司)で1日、この時期恒例の「花手水(はなちょうず)」が始まり、家族連れやカップルら多くの参拝客の目を楽しませている。6日まで。 今年も「花手水めぐり」の看板を設置し、大...
牛舎の暑熱対策商品が早くも人気 昨夏の猛暑が影響【帯広】
十勝管内で早くも夏を感じさせる暑さが続く中、酪農家向けの暑熱対策商品が売れている。牛舎用の換気・送風用ファンや遮光ネットなどが人気で、商品を販売する関係者は「昨年の猛暑による乳牛への影響が大き...
フジコ・ヘミングさん死去 市内の老人ホームで交流 思い出の色紙も【帯広】
4月21日に92歳で死去したことが明らかになったピアニストのフジコ・ヘミングさん。2015年10月には帯広公演(帯広市民文化ホール)に合わせて来帯。帯広市内の介護付き老人ホームも訪問し、職員ら...
母の日記念乗車券、限定千枚販売開始 JR母恋、東室蘭駅【室蘭】
JR北海道は1日から、「母の日」(12日)に合わせて、室蘭線の母恋駅と東室蘭駅で「母の日記念乗車券」の販売を始めた。縦のしおり形で、千枚限定。 記念乗車券は、母恋駅を背景に「お母さんありが...
連休、遊び、奉仕 ふぉれすと鉱山【登別】
春のワンデイハイク NPO法人登別支援活動支援組織モモンガくらぶ(松原條一理事長)が主催する「春のワンデイハイク」が4月28日、市内鉱山町のネイチャーセンターふぉれすと鉱山で開かれた。参加者は...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
2ライトアップ初日を楽しむ 函館公園と五稜郭公園で花見電飾【函館】
3うらかわオバケ桜が満開に 26日は公開から1時間で150人来場【浦河】
4函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
5イトーヨーカドー、最後のGW 家族向けイベント盛りだくさん【帯広】
-
1
米粉100%使用シフォンケーキ開発 函館のカフェ【函館】
2函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
3室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
4丹頂市場 来月6日新装開店 カフェや炉端楽しんで【釧路市】
5森町地域おこし協力隊に元プロ野球選手の吉田さん着任【森】