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日高報知新聞

8日、小田卓朗選手出場

 中国・北京で開催中の第24回冬季五輪で男子スピードスケート1500㍍に8日、浦河町出身の小田卓朗選手(29)=開発計画研究所=が出場する。小田選手は前回大会平昌五輪に続く連続出場。

 小田選手は前回大会で男子1000㍍5位、男子1500㍍5位と入賞し健闘。今回は男子1500㍍の1種目の出場になるが、メダルも期待されている。

 小田選手は浦河町で生まれ、浦河東部小1年時からスケートを始めた。浦河東部スケート少年団に在籍し、町民スケート大会でも活躍。少年団は浦河第二中卒業まで過ごし技術を磨いた。

 その後スケートの名門・山形中央高に進み、椿央(ひろし)監督の指導のもとメキメキと力をつけ、高校3年時に全日本短距離別選手権1500㍍で優勝した。

 昨年12月29日~31日にかけて行われた冬季五輪大会代表選考会では、最終日に行われた1500㍍で2位に入り日本代表に選出。

 小学低学年から小田選手の成長を見てきた浦河スケート協会の小林孝範会長は「2大会連続出場はすごいこと。心を込めて応援したい」。

 小田選手の父、秀輝さん(60)は「コロナ禍で現地での応援は叶わなかったので、自宅で応援したい」と話していた。

 今回は北海道へのまん延防止等重点措置が発令され、関係者ら町民を集めて行うパブリックビューイングで現地の小田選手を応援することはできないが、町民からメッセージが寄せられている。

 池田拓町長は「平昌で5位だった悔しい思いもあるだろう。その思いをぶつけて頑張ってほしい」。佐々木孝雄町議会議長は町民1万2000人の思いを背に金メダル目指して頑張って」。

 小田選手の後輩、浦河東部スケート少年団長の酒井夏羽さん(浦河東部小6年)は「2回も五輪に出場することはすごいこと。私もスケートを頑張って大会で上位を目指している。小田選手も頑張って下さい」と偉大な先輩にエールを送った。

 また、1日の全国中学校スピードスケート大会で男子1500㍍優勝の村下巧君(荻伏中3年)は「楽しみです。1本目で全力を出し切る難しさを分かっていると思う。一スポーツマンとして世界で通用するところ見せてほしい」、「悔いが残らないように全力で頑張ってください。浦河の地から応援しています」などの声が寄せられ、町民は小田選手の滑りに注目している。

 8日は午後6時半~7時50分(現地時間)に男子スピードスケート1500㍍があり、競技の模様はテレビ朝日系列で午後7時~9時5分、NHK BS1で午後7時20分~8時50分、BS朝日4Kで午後7時20分~9時に放映予定。

平昌五輪では1500㍍5位入賞を果たした小田選手

小田選手にエールを送 る浦河東部スケート少 年団員たち=浦河町役 場提供=

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