「びっくり」全国1位、室蘭製麺のじゃがバターまん じゃらん中華まんランキング【室蘭】
寒い冬に食べたくなる食べ物の定番と言えば“中華まん”。リクルート(東京)が運営するウェブサイト「じゃらんニュース」で、読者が選ぶ「一度は食べてみたいご当地中華まんランキング」が発表され、室蘭製麺(室蘭市日の出町、矢野義治社長)の「北海道じゃがバターまん」が全国2位にランクインした。同社の矢野社長(68)は「びっくりしたが、大変うれしい」と喜んでいる。
北海道じゃがバターまんは、地元の味を生かした中華まんを作ろう-と十数年前に開発。こくのある風味豊かなバターを、ホクホクの北海道産のジャガイモにからめた。道産小麦を使った生地の甘味がジャガイモの味を引き立てている。
「麺・中華まん・餃子」を三本柱に据える同社は今年、創業64年を迎える。1987年(昭和62年)に中華まんを販売開始。初めは肉まん一種類だけだったが、現在は「とろ~りチーズまん」など20種類ほどを展開している。
同ランキングは昨年末、全国の20~50代男女を対象にインターネット上でアンケートを実施、結果を集計。1位の米沢牛まん(山形県)を筆頭に、10位以内のほとんどの具が和牛系で占められた中、唯一の野菜食材でのランクインとなった。
ランキング発表後、全国から取材や問い合わせが相次いでおり、今月中にもテレビ局が情報番組の中華まん特集で取り上げる予定という。同社の北海道じゃがバターまんを含む中華まんは、ネット通販で入手できるほか、室蘭市のふるさと納税の返礼品に採用されている。電話で事前に予約すれば、1個(約130グラム)250円(税別)から購入可能。受け取りは同社で。購入の申し込み、問い合わせは同社、電話0143・45局1462番へ。
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