【新ひだか】静内警察署（横山博暁署長）は25日、各種防犯活動に貢献した静内農業高校（佐藤裕二校長、生徒１２８人）へ同校校長室で感謝状贈呈式を行った。

　同校は、ボランティア局を中心に、昨年のコロナ禍においても「静内高校生ボランティア」や「一日警察署長」などの委嘱を受け積極的に防犯活動に取り組み、安全安心なまちづくりに貢献した事から感謝状を贈られた。ボランティア局は、警察署から依頼の「安全トートバッグ」の作成や街頭での防犯啓発、一日警察署長など町の安全活動を警察と共に行っている。

　この日は、静内警察署の横山署長と生活安全課の奥塚敬起係長ら３人が同高を訪れ、佐藤校長とボランティア局の顧問が見守る中、横山署長が田中そら会長（18）に感謝状を手渡した。

　田中会長は、「ボランティア局に入り、町の人と関わりを持てたり、防犯の啓発活動などを通して、人のために役に立てられて良かった」。

　また、４月からホテル関係の仕事も決まり、その準備で学校に２年間通う田中会長は「高校生活とボランティア局で経験したことを活かして頑張りたい」と話していた。

感謝状を受けた田中会長（中央）と佐藤校長（左）、横山署長（右）