【えりも】町文化協会加盟のえりも吟社（佐々木凌子代表、会員９人）は15日、句会誌６００号を記念して合同句集「えりも」を発刊した。

　同吟社は、えりも俳句同好会として１９７２年（昭和47年）４月に発足し、80年（55年）の町開基１００年記念には、町内で「日高俳句大会」を開催。さらに88年（63年）10月には、日高管内道民芸術祭「俳句大会」を主催。

　１９９６年（平成８年）10月にも「全日高俳句大会えりも大会」を主催し、この年に同好会の名称を「えりも吟社」に改めた。97年９月には句会誌３００号記念で合同句集を発刊している。

　今回は、それから25年が経過しての合同句集発刊で、会員ひとりが30句ずつを投句している。

　18日に新年の初句会に集まった会員たちは、完成した句集を手に、長年にわたって指導してくれた故・今鴎昇先生を偲びながら、若い人たちの加入を期待しての末永い活動を話し合った。

　句集はＢ６判１６７ページで70冊を作成。町福祉センター図書室で閲覧できる。

合同句集の発刊を祝う吟社会員たち