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日高報知新聞

地元の魅力を調べて発表【日高】

【日高】「ふるさと日高の四季~日高のいいところを伝えよう」をテーマに日高中学校(瀬戸肇校長、全校生徒24人)で17日、「文化創造学習発表会」が開かれた。

 総合的な学習の時間を利用した、初めての取り組み。来賓、父母など20人が参加した。

 「体育祭」、「学校祭」では学年ごとの取り組みだったが、今回は1~3年の「縦割り」で取り組んだ。音楽表現を含めた発表内容を考え、4つのグループが「四季」を一つのまとまりとして物語をつないでいった。

 春のグループは、サクラ、入学、雪解け、山菜のイメージから、琴で「さくらさくら」、「さくら(独唱)」を演奏。

 夏のグループは、樹魂祭、花火、キャンプ場、プールから、「花火」をモチーフにしたオリジナルボディーパーカッション(ダンス)で紹介。  秋のグループは、神社祭、紅葉、道の駅を表現するためリコーダーで「少年時代」、「もみじ」を演奏。

 冬のグループは、雪、スキー場での体験(雪合戦、スノーラフティング、ペットボトルランタン、そり滑り)から、ハンドベルで「星に願いを」、「クリスマスイブ」を演奏した。

 最後は全校合唱で、、「星影のエール」を体育館に響かせた。

 感想発表では、1年生の池田楽々(らら)さんは、「練習時間が短かったけど、他の学年とも協力して頑張って完成度を上げられた。とても楽しかった」、2年生の下村幸叶(ゆきと)さんは「日高のことをいろいろと知れて面白かった。ボディーパーカッションなどいろんな事を体験できて良かった」、3年生の福本健太君は「ハンドベルで演奏した。練習のときはひっかかったり、ミスをしたが、ノーミスで演奏出来た。発表に向けて、学校全体が協力し合って作れたので良かった」とそれぞれ話した。

 1年生の子どもの親の武田朱夏(あやか)さんは「こういった取り組みでの発表会は初めてでした。普通の学習では学年単位でやっているが、今回は縦割りでやって、他の学年との交流があって良かった」と話した。

 瀬戸校長は、「歌声集会をやっていたがステップアップしようと考え、表現力をつける、探究力をつける、グループワークを中心に今一度ふるさとを見直すという取り組みを行った。10月半から取り組み、与えられた時間の中でできることをやってみた。縦割りの良さを見つけ出すことができたように思う」と述べた。

琴で「さくらさくら」を演奏する春のグループ

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