ゴールドポストに投函する瀧澤係長

　【鹿部】今夏の東京五輪野球で金メダルを獲得した鹿部町出身の伊藤大海投手（２４、北海道日本ハムファイターズ）の功績をたたえる「ゴールドポスト」が１６日、町役場前に設置された。

　内閣官房と日本郵便が、東京五輪、パラリンピックの金メダリストゆかりの地に金色の郵便ポストを設置するプロジェクト。全国３０カ所目で、道内では札幌市に続き２カ所目となる。ポストの正面には伊藤投手の名前や出身地などが印字されたプレートが取り付けられている。

　同日午後１時ごろに設置作業が完了し、町水産経済課食と観光推進室の瀧澤静係長（３９）が最初の投函をした。瀧澤係長は「高級感があってうれしい。投函するたびに伊藤投手の金メダルのことを思い出してほしいし、ポストをきっかけに多くの人に鹿部町を訪れてもらえたら」と話していた。