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函館新聞

函館圏から5人合格 そば打ち四段位認定会【函館】

四段位を取得した小林さん(前列左)と木下さん(同右)、後列は左から小西さん、牧野さん、鈴木さん

 全麺協(東京)主催のそば道四段位認定会(10月24日・長万部町)で、ななえ手打ち蕎麦(そば)愛好会と手打ちそばぐるーぷ函館白花の計5人が、初挑戦で見事一発合格した。目標を達成し、5人は安堵(あんど)するとともに、さらにおいしいそば打ちへ意欲を高めている。

 素人そば打ち段位認定制度は初段、二段、三段、四段、五段のほか、上位段として六段、七段、八段があり、全国で現在、六段までしか取得者はいない。

 今回四段に合格したのは、ななえ―の木下松幸さん(79)=七飯町=、牧野隆史さん(72)=同=、鈴木克利さん(71)=同=、小西俊幸さん(62)=同=、白花の小林聖子さん(63)=函館市=。70歳以上は、そば粉1・1キロ、小麦粉0・1キロ、70歳未満は、そば粉1・4キロ、小麦粉0・1キロを使い、水回し、こね・練り、のし、切りの工程を制限時間40分で仕上げ、衛生面や片付けも含め総合的に審査される。

 このうち、ななえ―の会長を務める木下さんは、そば打ち歴7年。愛好会が借りている七飯町緑町の道場で週に3~4回、自宅でもそば打ちの練習に励み、本番に臨んだ。本番は上出来だったといい「一つの目標がクリアできた。これを機に、イベントや町内会の行事など地域活動を活発化し、手打ちそば文化の普及に尽力したい」と意気込む。

 白花会員の小林さんも、そば打ち歴7年。ほぼ毎日練習し、七飯と北斗の道場に出げいこをするなどして腕を磨いた。本番ではのしの工程で少しミスをしたが、全体としてはうまくできたという。「おいしいそばが打てる土台ができた。自分の技術をさらに高めるとともに、覚えた技術を会に還元したい」と話す。

 北斗蕎麦打ち倶楽部会長で五段位取得者の関崎泰博さん(61)は「ななえ―は、一つの会から受けた全員が四段位に合格するのは珍しい。函館圏としても5人受けて全員合格したので、良い成績が残せた」と喜んでいる。

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