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室蘭民報

ブランドマーク決定 大橋・やきとり・地球岬図案化【室蘭】

採用するブランドマークを披露する青山市長

「室蘭大好き」思い詰まる

 室蘭のイメージを図案化したブランドマークの選考結果が11日、市内で開かれたまちのデザイン会議(事務局・室蘭市)で発表された。3案のうち市民投票で1番人気が高く、地域資源である「白鳥大橋・室蘭やきとり・地球岬」を、シンプルにデザインした案に決定した。2022年(令和4年)に開港150年・市制施行100年の節目を迎える記念事業として作り、室蘭というまちの新しいイメージ発信に活用する。

 同会議に委員として参加する室蘭市内の中学生20人と大人6人のアイデアを踏まえ、札幌のデザイン会社が3案を作成。9月中旬から1カ月間、市民投票を行った。投票総数3885票(ウェブ3217票、投票用紙668票)のうち、もっとも多い1824票を獲得した案を事務局が採用した。

 選ばれたブランドマークは、白鳥大橋、室蘭やきとり、地球岬を図案化し、室蘭の海、産業、山をイメージするボルトで組み合わせた。投票した市民からは「シンプルで分かりやすい」「構図のバランスが良い」「親しみやすい」「ボルトのアイデアが素晴らしい」といった感想が上がった。

 発表した青山剛市長は「室蘭が大好きという皆さんの思いが詰まっている。多くの人の目に留まるようにしたい」と抱負。中学生委員の一人、桜蘭中3年の波方颯花さん(15)は「地球岬や白鳥大橋など室蘭の良いところが表現された。これを見た方々が室蘭に興味を持ち、足を運んでもらえれば」と期待を込めた。

 ブランドマークの活用方法を話し合い、中学生委員から「マンホール」「図書館のカード(よむよむカード)」「(特産品の)商品パッケージ」「包み紙」「バスや列車の車体」などにあしらうアイデアが出た。事務局の市は使用ガイドラインを年内にもまとめ、市民や企業に無料でブランドマークを活用してもらえるよう、周知を進める。

 同会議では新しいカントリーサインの作成作業も進めており、今月下旬からデザイン案を示し市民投票を行う予定。

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