ブリフレークづくり 庶野小5・6年生 水産学習 サケに代えてブリの有効活用で【えりも】
【えりも】庶野小(杉山一彦校長、児童28人)で22日、5~6年生15人が水産学習でブリフレークづくりを体験した。例年は秋サケフレークづくりを行っているが、昨今はサケ漁獲量の減少に代わってブリの漁獲増加が顕著なことから、ブリの有効活用として、えりも漁協庶野支所職員と庶野女性部員3人、町産業振興課の支援を得て実施した。
この日は、漁協庶野支所から重さ6~7㌔のブリ3本の無償提供を受け、児童らはエプロン、パンダナ姿で3グループに分かれて調理台を囲み、女性部員から身のほぐしかたを教わって解体にチャレンジ。
鮮度良好で身が引き締まっているブリの鱗をたわしで取り、頭部の切断、内臓除去、3枚おろしに苦戦しながらも達成。次は身を細切れにして日本酒4分の1を入れて15分ほど湯がき、水に入れて冷まし、身をほぐし、皮、骨を除去し、脱水、味付けして炒めた。
町産業振興課の芳賀恒介専門技師は講話で、地球温暖化の影響で南方の魚が北上して、サケの漁獲が減少している。赤潮の影響でウニ、ツブ、タコの漁獲も減少している。捕れた魚類に付加価値をつける工夫が必要で、今日の体験学習のその一環と述べ、沿岸で漁獲されている魚のさばき方などを説明した。
長内里加女性部長らは、ブリに含まれている栄養は蛋白質、カルシウム、DHAなど豊富なことと、食べ方などを説明。児童らは味見をして出来栄えに満足げで、口々に「学校給食で食べる」「家に持ち帰る」などと話し、最後にお礼の言葉を各学年代表が述べた。
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