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釧路新聞

車窓から夕景堪能 夕陽ノロッコ号が最終日【釧路市】

 JR北海道は、釧網線の釧路―塘路間で運行している「くしろ湿原ノロッコ号」を9月21~30日まで、世界三大夕日である釧路の夕日を車内から楽しめる「夕陽(ひ)ノロッコ号」として運転した。最終日の30日には、湿原の広大な原野や幻想的な夕日を眺めようと、大勢の観光客や地域住民が列車に乗り込んだ。

 夕陽ノロッコ号は、釧路の夕日をPRするため2020年から毎年この時期に運行している。今年度は、より大勢の人に楽しんでもらうため、昨年度までの3日間から10日間に拡大した。

 この日は上り下り合わせて384人(定員数247人)が乗車。午後3時23分に釧路を出発すると、車内では上りと下りで異なるデザインの限定乗車証明書の配布や限定プリン、夕陽グッズの販売も行われた。

 塘路駅では、標茶町の佐藤吉彦町長と牛崎康人副町長、ゆるキャラ「ミルクックさん」と「ハッピーくろべえ」が乗客を出迎え、記念撮影に応じた。

 この日の釧路市の日没時間は午後5時5分。あいにく曇り空で夕日は見られなかったが、雲が桃色に染まった珍しい夕景が見られた。2日連続で乗車した愛知から訪れた深谷仁さん(65)は「きのうは過去で一番素晴らしい感動的な夕日だった。きょうはまた珍しく曇り空で、幻想的な夕日が見られた」と話した。

 通常のノロッコ号の運行は10月6日まで。

10日間運行したうち3度しか姿を現さなかったタンチョウを撮影する乗客ら

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