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釧路新聞

生まれた喜び分かち合って 市立病院産婦人科、オリジナル出生届好評【釧路市】

 市立釧路総合病院(森田研院長)の産婦人科が今夏、オリジナルの出生届を作成し、希望者への配布を始めた。昨秋からは新生児と母親、家族らが利用できるフォトブースを新たに開設。生まれたばかりの喜びの一瞬を院内で記録できるとあって、好評を博している。

  出生届の絵柄は湿原や夕日、タンチョウ、マリモなどをモチーフにした釧路市オリジナル2柄をはじめ、ボタニカル柄や北欧柄、和柄、季節限定柄など全12種類。オリジナルは同科の助産師や看護師がデザインを手掛けた。地元の産婦には季節柄などパステル調のもの、里帰りの産婦らには釧路柄が人気という。

 出生届は、生まれてから14日以内に本籍地または所在地、出生地に届け出るもの。書類は市区町村に提出するため手元には残らないが、記念撮影などをする保護者は多い。同病院の出生届は、公文書として通常の出生届と同額の手数料で提出できる。

 フォトブースは、同病棟ナースステーション隣の1室に開設。ソファの周りを風船や縫いぐるみなどで飾り付け、日付を入れられるボードなどの小物も自由に使える。新生児を抱いた家族写真や新生児をおくるみで包むなどのニューボーンフォトも撮影できる。発案者で助産師の山添優香さんは「院内なので母子への負担も最小限。退院までの限られた時間を家族だけでゆっくり撮影を楽しんでほしい」と話す。

 同科は昨年、インスタグラムを開設。ニューボーンフォトや病棟内のアロママッサージ室などを紹介している。横田智絵看護課長は「産婦人科は入院して『待っていたよ』『よく来たね』と迎えられる病棟。出生の喜びを分かち合う一助になれば」と利用を呼び掛けている。

フォトブースの前で色とりどりの出生届を持つ助産師や看護師ら

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