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十勝毎日新聞

米粉シフォン専門店 グルテンフリーで差別化【池田】

 米粉を使ったシフォンケーキを製造・販売する「佳き日」が池田町利別本町61ノ3にオープンした。森田大代表(44)は小麦などの穀物から生成されるたんぱく質の一種「グルテン」を摂取することで肌荒れや腹痛を起こすグルテン不耐症で、「米粉を使った商品で(他店と)差別化できれば」と話している。

米粉を使ったシフォンケーキ店を始めた森田代表(右)と天野さん

 森田代表は仙台市出身。東京で営業職をしていた3年前、「自然豊かな所で生活したい」と池田町内の観光施設に就職した。佳き日で菓子製造を担当する町出身の天野ともみさん(51)はこの施設でアルバイトをしており、当時から菓子製造・販売への思いを森田代表に語っていた。

 森田代表は昨年12月に観光施設を退職、天野さんとともに開店へ準備を始めた。町の産業活性化事業補助金を使って、天野さんが3年ほど前に購入した町内の空き家に厨房(ちゅうぼう)を整備した。

 シフォンケーキは「プレーン」「紅茶」「クランベリー」「チョコモカ」「こしょう」「玄米茶と栗」など11種類。ホールは1100~1400円、ピースは200~250円。6種の詰め合わせもある。

 佳き日の玄関で販売しているほか、町内や幕別の事業所や福祉施設も訪問している。インターネットからも注文できる。

 十勝管内の小学校で長く教員を務めていた天野さんは新たな挑戦に「やっと一歩目という感じ。ほっとするひとときのお供としてお菓子を提供していきたい」と語る。

 営業は月、木、土曜の午前10時~午後1時。問い合わせは同店(050・1808・2355)へ。

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