災害時にペット救護 町と獣医師会が協定 管内初【音更】
音更町と音更町獣医師会(栗栖亜矢佳会長)は20日、災害時における動物救護活動に関する協定を締結した。町によると、災害時の動物救護に関する自治体と獣医師会の協定締結は十勝管内では初。
同協定は、大規模災害発生時および発生の恐れがある場合に、被災者や被災する恐れがある人たちが飼育する犬、猫を中心とするペット(犬、猫以外の動物は都度協議)の救護が目的。
町獣医師会に所属する「すずらん動物病院」(木野大通東13)、「おとふけ動物病院」(大通8)、「きの動物病院」(木野西通12)、「むろや動物病院」(木野大通東3)の町内の4動物病院の獣医師らが町の要請に応じてペットの救護にあたる。
具体的な救護内容は、(1)避難所に同行したペットの健康管理(2)災害時に負傷したペットの治療および健康管理(3)飼い主が不明になったペットの保護や、一時飼育および健康管理(4)ペットに関する情報収集および提供(5)その他、ペットに必要な災害応急業務。
この日は、栗栖会長(54)=すずらん動物病院院長=が町役場を訪れ、小野信次町長と協定書を取り交わした。小野町長は「家族の一員であるペットはもとより、飼い主にとっても安心して避難できる環境整備に協力いただき感謝している」とあいさつ。栗栖会長は「ペットにも優しい音更町のために協力を惜しまないつもりでいる」と述べた。
町総務部危機対策課によると、町の民間企業・団体との災害協定の締結は今回が64例目となる。町では防災の日(9月1日)に合わせて実施を予定している今年度の「防災の日総合訓練」で、ペットの救護も訓練内容に加える方針でいる。
関連記事
ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】
帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...
マチルダ 袋いっぱい 大感謝祭【芽室】
芽室町内の農商工などが連携して町をPRするイベント「めむろ大感謝祭2024」(実行委主催)が23日、JAめむろで開かれた。大勢の家族連れらが訪れ、芽室の味覚を味わっていた。 「芽室に感謝す...
災害対応 海と空から 負傷者、物資の輸送訓練【広尾】
広尾署と広尾海保などは21日、広尾町内の沿岸部で、災害発生時の負傷者や救援物資の海上輸送を想定した合同訓練を実施した。巡視船「とかち」や道警の災害ドローンが出動、緊急時の連携対応を確認した。 ...
函館市南茅部地区パワースポット巡るモニターツアー 観光庁の地域観光新発見..
函館市南茅部地区のパワースポットや食文化に触れるモニターツアーが現地で開かれ、18人が参加した。参加者はパワースポット「吹上石(ぬけいし)」「垣ノ島遺跡の丘状遺構」を訪れ〝特別感″を満喫した。ア...
桜庭さん勝負の1年 ボウリング 12月マレーシアで大会 来年のデフリンピ..
函館市の会社員、桜庭まどかさん(36)が、12月1日からマレーシアで開かれるボウリングの第10回アジア太平洋ろう者競技大会に日本代表選手として出場する。来年11月に東京で行われる4年に一度の聴...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
3函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】