【網走】東農大生物産業学部の入学式が、オホーツクキャンパス体育館で行われた。この春の入学生は北方圏農学科１０１人、海洋水産学科１０２人、食香粧化学科90人、自然資源経営学科75人の３６８人と、大学院博士前期課程19人、同後期課程２の計３８９人。

　式では、出席者全員が起立して学旗の入場を迎えた後、江口文陽学長が入学生の入学許可を告知した。

出席者全員が起立し、学旗の入場を迎えた

　江口学長は式辞の中で、同大を創設した榎本武揚の「実学主義」という理念を紹介した上で「入学した皆さんには、まず実学を考え、五感で感じる学びを深めてほしい」と、フィールドが充実したオホーツクキャンパスならではの学びを求めた。

　また、友達をたくさん作ってほしいとも述べ、コミュニケーション能力を深めるためにも「あいさつをしっかりとしてほしい」と呼びかけた。

　最後に「心ある農大生であってほしい。オホーツクキャンパスの４年間で、さらに成長することを願っています」と、入学生を激励した。

　これを受け、入学生代表の山川遼太朗さん（海洋水産学科）が「失敗を恐れず挑戦し、さまざまなことに柔軟な姿勢で取り組んでいき、新たな歴史を築き上げていけるよう、日々精進していきます」と宣誓した。

「失敗を恐れず挑戦していきます」と宣誓する入学生代表の山川さん（右）

　最後に、東農大全学応援団オホーツク支部の学生が登壇。学歌を斉唱して式を終えた。

　入学式の後は、学科別のガイダンスや教員紹介、部や同好会などの課外活動紹介が行われ、新入生はオホーツクの地でのキャンパスライフに胸を踊らせていた。