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日高報知新聞

操作の困りごと解決 富川いきいき学校でスマホ教室【日高】

参加者にスマホの使い方を教える高羅代表(左)ら

【日高】スマートフォンの使い方を利用者の疑問に合わせて教える「スマホ教室」が20日、町介護予防事業「富川いきいき学校」を受託しているワイズパーク富川(高羅正成代表)主催で開かれた。20人が参加し指導には6人があたった。

 スマホ教室は、高羅代表と、平取町のスクールカウンセラー和田理一さん(30)を中心とする町を活性化する有志、札幌市でスマホ教室を開くスマホドクター・公認スーパーバイザーの鈴木啓太さん、平取、むかわ・日高3町のボランティア活動をする仲間が協力し合い定期的に開催。

 会場では、4グループそれぞれに指導者がついて約2時間かけて使い方を教えた。スマホアプリの使い方、ビデオ通話、写真の撮り方・送り方、QRコードの読み込み方など参加者の困りごとの解決のため指導にあたり、参加者たちも意欲的に取り組んだ。

 鈴木講師は「スマホを使いこなせると生活が豊かになる。離れて暮らす子どもたちとのコミュニケーションを取るのに有効。新しいことへのハードルはあるが、覚えると孤独防止にもなり、生活にめりはりもつく」と話した。

 参加者の山田美智子さんは「入院した時の知人が特殊な農業(大地が再生する農業)をやっていて、QRコードを読み込むと動画が見れる手紙が届いたが操作できないでいた。今回教えてもらい見れるようになってうれしい」と笑顔。また、参加者の一人は「電力会社の使用量・請求額などがハガキで来なくなり困っていたが、お陰でスマホで見れるようになった」、「こういう機会を作ってもらいありがたい」と喜んだ。

 高羅代表は「基本的にはいきいき学校に通っている人向けだが友人の参加も可能。鈴木先生や仲間たちの力を借りて月1回程度教室を開く予定。4月にはスマホの便利さだけでなく、警察の協力を得てスマホでの詐欺を指導してもらう予定。新しいことを覚えることは脳の活性化にもつながる。健康寿命を維持し楽しく老後が送れるよう運動とあわせ働きかけていきたい」と話した。

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