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十勝毎日新聞

食観光の可能性は 商品化へツアー試行【池田】

 池田町観光協会と町が商品化を目指す「いけだガストロノミーツアー」のモニターツアーが17日に行われた。十勝管内外からの参加者たちが、いけだ牛の生産現場や2カ所のワイナリーを巡り、ワイン城・貴賓室でのスペシャルディナーを堪能した。

ワイン城の貴賓室でディナーを楽しむ参加者。中央は安井町長

 町の豊富な食文化を広く発信し、観光需要が落ち込む冬季観光の新たな可能性を探ろうと実施。札幌や上川管内上富良野町、帯広などから20~60代の17人が参加した。

 JR帯広駅に集合した参加者はバスで池田へ。いけだ牛の肥育拠点の一つである小原牧場を訪問し、十勝まきばの家とワイン城のワイナリーを見学し、テイスティングを楽しんだ。

 ツアーを締めくくるワイン城貴賓室でのディナーには安井美裕町長、一般社団法人いけだワイン城理事長の餌取光一副町長も参加。「ブルーム山幸」で乾杯し、参加者は「池田町産インカのめざめとメークインのポタージュ」「いけだ牛サーロインステーキ 山幸の赤ワインソース」など、さまざまなワインに合わせたコース料理を味わった。

 安井町長は「十勝ワインのブドウの交配はこれまで2万1000種類を超えている」など十勝ワインに関するうんちくを披露し、参加者はワインに舌鼓を打ちながら耳を傾けた。メニューリストにはない「山幸」の前身のオールドビンテージ(非売品)も特別に提供された。

 札幌市の朝妻清宗さん(75)は「ワインが好きで全道を飲み歩いている。(ツアーの)中身が濃く非常に良かった。商品化されたら友達を連れてきたい」と話していた。

 町観光協会では、モニターのアンケートを参考に、商品化に向け、ツアーのターゲット層や価格帯などを検討していく。

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