大型連休初日の２７日、新幹線からの乗り継ぎ客で混雑する、「名探偵コナン」のラッピングが施されたはこだてライナー©青山剛昌／名探偵コナン製作委員会

　ＪＲ北海道は２７日、函館が舞台となった映画「名探偵コナン　１００万ドルの五稜星（みちしるべ）」とタイアップしたプロモーションとして、函館－新函館北斗間のはこだてライナーの１編成に特別ラッピングを施した車両の運行を始めた。

　車体前面には主人公の江戸川コナンと服部平次、怪盗キッドをデザインした特別なヘッドマークを掲げた。出入り口のドアの横には謎解きキャンペーン「１００万ドルへの鉄路（エクスプレス）」のポスターと同じデザインが施されている。ほかに車内にも作品の名場面や登場キャラクターのラッピングをした。

　車両は同日の午前１１時４分新函館北斗発函館行きのはこだてライナーから運行を開始し、早速多くのファンや大型連休で函館を訪れた観光客が、カメラやスマートフォンで撮影する姿が見られた。

　同社は「はこだてライナーへのラッピングを含めたタイアッププロモーションを通し、作品の舞台となった函館を盛り上げていきたい」としている。

　はこだてライナーのラッピングは９月３０日まで実施されるが、運行予定は公表していない。